25年11月01日のキノコ

 ここに来て気温が急に下がってきたので、マツタケのシロの様子を見る為山へ行ってきた。
 山へ入ると前日の雨で林内は湿ってはいたが、それまでは乾燥が続いていたようでマツタケはおろか他のキノコもほとんど見られない。自分の知っているシロのある山をいくつか回ってみたがマツタケが出る気配が全くない。今日は風も強く、ウィンドブレーカーを着ていないと寒いくらいの気温で、今までの年ならこのくらいの気温になれば発生してくるくらいの気配はあるものなのだが・・・。他のキノコもほぼ無いので、カメラを構える事もなく終わってしまうかと思われたが、途中に前日の雨で生気をとりもどしたハナビラニカワタケがあったので撮影した。

ハナビラニカワタケ

 キノコが無いので、早々に引き上げることになったが、時間が少しあったので帰りにいつもの里山へちょっと寄ってみた。こちらの山も乾燥していてキノコがでておらず帰ろうかと思い斜面の下の方を見ると何かが出ているように見えたので、急斜面を下りていくと、この山では初見になる株状のやや乾燥が進んで傘の縁が変色してしまったオオワライタケだった。このキノコを撮影してから帰宅した。

オオワライタケ(やや乾燥したもの)

 気温が急に低下してきている事と、今後雨もそれほど望めそうもないので、今年のマツタケがどの程度発生するか、この後もしばらくシロの様子を見て歩くことになる。各所で不作の話を聞くので、もしかすると今季は発生なしで終わる事も考えられる。

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