25年10年25日のキノコ

 今回も山梨県へ菌友と遠征。天気予報によると午前中はなんとか雨が回避できそうだった。現地集合なので集合場所へ向け林道を車で登っていると道脇にキノコが出ているのが見えた。前回この山に来た時より期待が持てる。山への入り口につくとすでに仲間が到着していて周囲を見たところキノコが出ているとの事で、準備してから山へ入った。この山も他の山同様、楢枯れが広がっていて、根元に木の粉が積もった木が目立つ。
 いつものコースを進んで実績のある斜面を見たが、ほとんどキノコが無く夏場の暑さと渇水が影響しているように感じた。元のルートに戻りキノコを探しながら進んで行くと、仲間が転がっているコウタケを見つけたという事で周囲を皆で探す。すぐ近くにコウタケが発生しているのを見つけることが出来たので撮影した。

コウタケ

 撮影後ルートを進んだが、思うほどキノコが出ていない。途中の比較的キノコが出ている頻度が高い地点まで行くと今年もシロマツタケモドキがあり撮影。

シロマツタケモドキ

 ルートの折り返しポイント手前の斜面で本命キノコを探してみたが、ここも楢枯れがひどくナラ類の葉が落ちてしまい林が明るくなりすぎてしまっていた。キノコもその影響かほとんど出ておらず、残念ながら来年以降も期待が持てない状況になってしまっていた。

ホンシメジ

 ここで昼食休憩をとったあと下山開始。登ってきた時のルートから外れて、少し脇にそれた別の斜面へ移動、所々にあるキノコを撮影した。

アイシメジ

ムラサキシメジ

ヤマブシタケ

ナラタケ

 車の駐車位置にもどって駐車場所の脇に出ていたキノコを撮影して今日の探索を終了した。

ツチスギタケモドキ

 気温も急に下がってしまい、遠征先も終盤のキノコが出ているので今回が遠征の最終回になると考えられる。
 遠征先の山も楢枯れが広がり、来年以降キノコにとってどのような影響が出るのか気になるが、また来年もこの山へ来てキノコの発生状況を見るしかない。松枯れに続く楢枯れで山の異変がいつ収まるのか見当もつかない状況だ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする