所属の木の子の会の探索会に参加してきた。今年も昨年同様同じ園内での開催で定期観察といった様子になる。参加者の年齢層も今回が一番だったようだ。
肝心のキノコの方だが、園内はここのところ雨が降っていないということで、他の場所同様、ここでも例年と比べてすくなかった。尾根筋に近い所では小型のキノコがたまに見つかる程度で、谷筋に近い低い所にいってやっとある程度のキノコが見られるという感じになっていた。
以下に撮影したキノコを記載。
ムラサキアブラシメジモドキ(所々に発生していた)

ルリハツタケ

ヒナツチガキの仲間

カニノツメ

コイヌノエフデ

今回はちいさな子供さんも参加されていた事もあり、散策に時間がかかり、結果的に健脚の参加者とそうでない参加者が離れて歩くことになった。途中で休憩がてら後から来る人達を待っていたところ、別のルートを進んでいた方から、大物が出ているとの情報があり、そちらのコースを通らなかった参加者と見に行ってみた。行くと木の根元に大株のオオワライタケが出ていたので皆で撮影した。自分としても久々に見る株状のオオワライタケだった。
オオワライタケ

その後、同定会の集合時間になり、名前付けと解説が行われた。あまり多量のキノコではなかったがそれなりにキノコが集められたので、参加者もそれなりに楽しめたと思われる。
同定会後に探索会は解散となったが、昼食を済ませてから健脚組が見つけたアオロウジが沢山でていたところを案内してもらい撮影してきた。やや暗い感じの林の中に多くのアオロウジが並んで出ていて見ごたえがあった。
アオロウジ

今回は全体的には、林床が湿っている割にはキノコが少ないという印象だった。それでもルリハツタケ、オオワライタケやアオロウジなどが見られたので楽しむことができた。
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