今回は木の子の会の探索会に参加してきた。今年の夏も非常に暑く雨をそれほど順調に降っていなかったのでキノコ発生の良い情報が今の所無い中での探索になった。初日は例年同様亜高山帯まで行ってきたが、翌日は低山帯での探索を行った。
前年と同じ場所とコースを辿ってみたが思っていた以上にキノコ発生状況が悪い。全般的にキノコの発生にはまだ早すぎるような感じで、もう少し後になればある程度は発生してくると思える状況ではある。
探索中に見つけたキノコの写真を掲載。今回はウラグロニガイグチとアカツムタケだけは沢山見つかった。
ウラグロニガイグチ

アカツムタケ

キイロイグチ

ドクヤマドリ幼菌

コショウイグチ

コガネヤマドリ

ミヤマミドリニガイグチ

クリゲノチャヒラタケ

チシオタケ

ミヤママスタケ

同定会の集合時間に合わせて散らばっていた会員が集合し、会員提供のキノコを見たが、例年の三分の一程度しか採取されておらず、キノコの発生が悪い状況が確認された。
このような状況だったため翌日の行き先が決まらず、結果的に周辺の山へやや遠征したり、宿泊先の近場の低山帯に行くなど各自で好きな所へ行ってもらう事になった。
2日目はキノコがあまり期待は出来ないが、状況の確認という事で低山帯を歩いてみた。昨年と比べてこちらもキノコは壊滅的に少なかった。
エリマキツチグリ

ウスヒラタケ

アカキツネガサ

結果的に今回の探索会の同定会で集まったキノコ2日分を見ると今までにない発生不良の状況だった事が判ったが、ここのところ昨年よりは雨は降っているので今後はある程度キノコ発生も回復すると思える。それに期待したいところ。
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