25年08月30日のキノコ

 今日はキノコ調査で富士山のやや高度のある林に総勢11名で行ってきた。今年の雨の降り方から山が乾燥していてキノコ発生はあまり期待できないかもしれないと思いながら入山してみたが、思っていたより状態は悪くなくそこそこの種類を見ることが出来た。
 探索開始して比較的すぐの位置からぽつぽつとキノコが出ていたので、少しずつ進みながら写真を撮影した。
 以下に撮影したキノコを並べて記載。

ミドリニガイグチ

ヌメリニガイグチ

コガネヤマドリ(彼方此方に出ていた)

トンビマイタケ(やや老成)

ウスズミチチタケ

 途中、あまり見たことがないイグチがあったので検討した結果同行者からニオイバライロイグチでは?との話が出た。青変性があるが、淡い変色でゆっくりとした変化、匂いもタマネギ臭というかコンソメ臭のような香りがした。只特徴の一つである柄の網目がないような気もするので、ミヤマイロガワリのようにも見える。

ニオイバライロイグチ? or ミヤマイロガワリ?

 登りながら撮影していたが途中でお昼になったので参加者全員で昼食休憩をした。ここまでで思ったより多くの種類がでていたので、移動に時間が掛かりいつもの折り返しまで行く時間が無くなった。途中ではあるがそこから引き返し、今度は下りながら撮影を続行。途中でまたあまり見ないイグチがあった。ブドウニガイグチを淡い色にしたようなキノコだった。念のため少しかじってみるとえぐいような苦みがあり、苦さはそれほど強烈ではないが、いつまでも口に残るような感じで後口は少し辛苦いような感じであったが名前の特定には至らなかった。

ニガイグチの仲間

 当初今年の気候条件からキノコ発生は厳しいかもと懸念していたが、結果的にはいろいろとキノコが見ることが出来て良かった。また、いつもここへ来る時期より今回は早めの時期だったことで種類も違うものが見られ面白かった。また次回来た時には今回とは違う種類が見られると思い山から戻った。

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